アダラートは、血圧を下げる作用があり、高血圧や狭心症の治療にも使われるお薬です。アダラートは血圧を下げる効果がありますが注意も必要なのでいろいろと侮れません。

アダラート服用後に柑橘類を食べたら

アダラートは、柑橘類のグレープフルーツと相性が悪い薬です。
これを相互作用といって、薬と飲み物や食べ物の関係で、薬の効果がなくなったり、逆に効きすぎて体に悪影響を与えてしまうことを意味します。
グレープフルーツには天然フラボノイドが含まれていて、この成分は肝臓や消化管の粘膜に存在する「薬を代謝する酵素」の働きを抑えてしまうと考えられています。
アダラートはカルシウム拮抗薬に分類される薬で、グレープフルーツと一緒に摂取すると薬の効き目を強くしすぎてしまいます。
グレープフルーツは摂取後24時間でも薬の作用に影響を与えると言われているので、注意が必要です。人によっては2~4日持続することもあるので、アダラートを飲んでいる人はグレープフルーツの摂取はさせるようにしましょう。
グレープフルーツの銘柄でも、天然フラボノイドが与える作用は異なります。「少しなら食べてもいいかも」と自己判断しないようにしましょう。
今まではグレープフルーツジュースの渋み成分が「薬を代謝する酵素」の働きを抑えてしまうと言われてきましたが、最近では果肉でも同じように飲み合わせが悪いことがわかっています。なので、グレープフルーツジュースも果肉も危険性があると考えておきましょう。
グレープフルーツ以外の柑橘類では、ブンタン(ザボン)、八朔(はっさく)、晩白柚(ばんぺいゆ)、夏みかん、スイーティ、いよかん、金柑なども影響を与えるとされています。
逆に影響を与えないのは、バレンシアオレンジ、レモン、かぼす、温州みかん、マンダリンオレンジ、などです。
アダラート服用後は、影響を与える柑橘類を食べると薬が効き過ぎて血圧が急降下する危険性があるので、注意が必要です。